機関誌『横光利一研究』

機関誌『横光利一研究』

『横光利一研究』第13号 目次

横光利一と外国 神谷忠孝旅路の果て、或いは日本モダニズム文学の宿命と希望 ─横光利一における〈異郷〉と故郷─ 竹内清己連続する「旅」 ─「旅愁」の「旅」と「故郷」─ 掛野剛史新感覚派時代の中河與一とコント ─「氷る舞踏場」を中心に─ 土田俊...
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『横光利一研究』第12号 目次

特集趣旨 ―徹底討論「春は馬車に乗つて」を終えて― 中川成美「春は馬車に乗つて」論 ―隠喩の変容― 杣谷英紀横光利一「春は馬車に乗つて」論 ―ファルスの欠如と非性愛(アセクシュアリティ)をめぐって― 浦田剛〈ケア〉の苦闘 ―「春は馬車に乗つ...
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『横光利一研究』第11号 目次

新感覚派と表現主義の論理 ―横光利一「感覚活動」から実作へ― 高橋幸平ダンスホールの資本戦 ―横光利一『上海』のテキストとプレテキスト― 中沢弥『上海』論 ―甲谷に込められた意味― 伊東佳朗北園克衛の「郷土詩」と「民族の伝統」 ―詩集『風土...
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『横光利一研究』第10号 目次

特集趣旨 松村良なぜ横光利一でなければならないのか ―司会を終えて― 山本亮介Ⅰ伝記研究の領域 ―伝記研究についての展望― 掛野剛史Ⅱ モダニズム研究の領域 ―象徴主義からモダニズムへ― 田口律男Ⅲ レトリック・表現研究の領域 ―仮設された...
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『横光利一研究』第9号 目次

「不行儀」の行方 ―横光テクストにおける恋愛とモダニズム― 芳賀祥子〈係争〉としてのハンガリー体験 ―横光利一「罌粟の中」を中心に― 韓然善横光利一『旅愁』における現代性(モダニティ)としての〈非合理〉 舘下徹志横光利一の故郷意識 ―「梶」...
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『横光利一研究』第8号 目次

〈上海もの〉と五・三〇事件 ―横光利一の『上海』とその周縁― 河田和子【研究ノート】『上海』の典拠(プレテクスト) ―『邦人紡績罷業事件と五卅事件及各地の動揺 第一輯』 石田仁志・田口律男レトリカル・モダニズム―久野豊彦と横光利一 中村三春...
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『横光利一研究』第7号 目次

【口絵写真】昭和十三年訪中・未公開手帳メモ横光利一、最後の訪中未公開手帳メモについて 井上聰衣笠資料にみるシナリオ「狂った一頁」の成立過程 川畑和成「狂つた一頁」の周辺 ―横光利一と映像メディア― 別所誠〈父〉の危機という構造 ―「家族会議...
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『横光利一研究』第6号 目次

特集 モダニズムの時代 「新感覚」の「供物」/「生命」の領略 ―横光利一・『静かなる羅列』『ナポレオンと田虫』と『春は馬車に乗って』『花園の思想』の聯繋から見る― 竹内清己一九二〇年代のモダニズム瞥見 ―『文藝時代』のなかの〈アメリカ〉― ...
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『横光利一研究』第5号 目次

特集 横光利一と〈戦争〉 戦時下の横光利一 ―共同租界を中心に― 伴悦横光利一「純粋小説論」と「近代の超克」 ―「第四人称」という「戦争」― 位田将司〈敗戦〉と知識人 ―『夜の靴』をめぐる覚書― 西尾宣明横断する〈希望〉 ―横光利一「微笑」...
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『横光利一研究』第4号 目次

特集 一九三〇年前後の〈断絶〉と〈連続〉を問い直す 久野豊彦における一九三〇年前後 ―「ナタアシア夫人の銀煙管」と「人生特急」― 山崎義光文化的覇権(ヘゲモニー)の創出 ―中河与一「愛恋無限」― 川上真人新感覚派における認識論的問題の行方 ...