『横光利一研究』第6号 目次

特集 モダニズムの時代
  • 「新感覚」の「供物」/「生命」の領略 ―横光利一・『静かなる羅列』『ナポレオンと田虫』と『春は馬車に乗って』『花園の思想』の聯繋から見る― 竹内清己
  • 一九二〇年代のモダニズム瞥見 ―『文藝時代』のなかの〈アメリカ〉― 野中潤
  • 横光利一『機械』論 ―欠陥機械の可能性― 石橋紀俊
  • 一人称複数形のレトリック ―横光利一の「機械」は、なぜ「私」語りなのか― 島村健司
  • 横光利一 文体の模索 ―新感覚派から新心理主義へ― 高橋幸平
  • 〈深刻がり〉な文壇・出版ジャーナリズムへの復讐 ―横光利一「火」「愛巻」「滑稽な復讐」をめぐって― 佐山美佳
  • 横光利一『家族会議』試解 ―「純粋小説」への前哨― 石井佑佳
  • 大岡昇平における横光利一・覚え書 ―「寝園」「機械」「母」を手がかりに― 花﨑育代
  • 〈新資料紹介〉国文学研究資料館蔵 北川冬彦宛横光利一書簡について 佐山美佳
  • 横光利一参考文献目録(「横光利一文学会会報」第七~十二号掲載分)平成十一年〈一九九九〉~平成十九年〈二〇〇七〉 玉村周,松村良

A5判、126頁

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