『横光利一研究』第4号 目次

特集 一九三〇年前後の〈断絶〉と〈連続〉を問い直す
  • 久野豊彦における一九三〇年前後 ―「ナタアシア夫人の銀煙管」と「人生特急」― 山崎義光
  • 文化的覇権(ヘゲモニー)の創出 ―中河与一「愛恋無限」― 川上真人
  • 新感覚派における認識論的問題の行方 ―川端康成、横光利一の類比的素描― 片山倫太郎
  • 横光利一「名月」論―横光 ―芥川間の断絶と連続― 矢本浩司
  • 「高架線」から「機械」へ ―昭和五年の横光利一― 渥美孝子
  • 横光利一における〈時間〉の諸相 ―一九三〇年の転回― 杣谷英紀
  • 横光利一「時間」「馬車」と移動のモティーフ ―一九三〇年代初頭の同時代現象として― 副田賢二
  • 横光利一『花花』の機構と女性像 ―「純粋小説」移行期の亀裂― 久米依子
  • 「旅愁」論 ―帰国後の矢代耕一郎に関する考察― 米倉強
  • 横光利一年譜補訂 ―付『定本横光利一全集』未収録文章― 掛野剛史

A5判、136頁

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