『横光利一研究』第22号 特集「『文藝時代』創刊100年」投稿募集

関東大震災の翌年の1924(大正13)年10月に雑誌『文藝時代』が創刊されました。この雑誌に対して千葉亀雄は翌月の『世紀』11月号に文芸時評「新感覚派の誕生」で〈新感覚派〉という名称を与え、以後『文藝時代』および〈新感覚派〉は日本近代文学史にその名を残すことになりました。2024(令和6)年はそれから丁度100年目にあたります。

本特集は横光利一や川端康成だけではなく、他の『文藝時代』同人たちの評価や、プロレタリア文学やミステリー、大衆文学など、同時代の様々なジャンルの作家や作品との関連性、出版メディアや編集者との関わりなど、より多面的に『文藝時代』を捉え直すことを期待します。さらに1920年代の日本や世界の動向などを視野に入れた、広範で多様な要素を踏まえた新たな視点・論点を提示する論文を募集します。多くの皆様のご投稿をお願い申し上げます。

(横光利一文学会 運営委員会編集担当)

規定:『横光利一研究』投稿規定に準じる

書式:『横光利一研究』「執筆要項」参照

締め切り:2023年10月31日

以上

タイトルとURLをコピーしました