▶── 小特集〈亡霊〉としての橫光利一 西欧・アジア体験の衝撃と余波 ──
▶壮大な挑戦と平俗な蹉跌──加藤周一が見た横光利一── 鷲巢力
▶戦後の川端康成における横光利一──小説「自然」を視座に── 仁平政人
▶『旅愁』とその批評──遠藤周作「爾も、また」を視座として── 木村友彦
▶〈作者をモデルとした小説〉はいかにして〈小説らしさ〉を担保するか
──横光利一「微笑」『夜の靴』を例として── 小林洋介
▶《徹底討論『微笑』記録》
▶「徹底討論『微笑』」司会を終えて 中井祐希
▶「徹底討論『微笑』」報告を終えて 五味渕典嗣
▶〝資料/史料〟としての『微笑』 加藤夢三
▶《研究ノート》フィクション論と文学研究 高橋幸平
▶《書評》謝惠貞著『横光利一と台湾 東アジアにおける新感覚派の誕生』 和泉司
▶《コロナ禍の顕彰活動》ゆかりの地 伊賀から──コロナ禍と顕彰活動── 福田 和幸
▶《コロナ禍の顕彰活動》コロナ禍、鶴岡における顕彰活動について
──「夜の靴」の新たな読みに向けて── 井上明芳
▶《展覧会レビュー》神奈川近代文学館『没後五〇年川端康成展 虹をつむぐ人』 友添太貴
▶《クローズアップ横光》アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』における新感覚派 芳賀祥子
▶横光利一参考文献目録 石井佑佳・松村良
A5版 112頁