『横光利一研究』第21号目次

▶── 小特集〈亡霊〉としての橫光利一 西欧・アジア体験の衝撃と余波 ──

▶壮大な挑戦と平俗な蹉跌──加藤周一が見た横光利一──   鷲巢力

▶戦後の川端康成における横光利一──小説「自然」を視座に──   仁平政人

▶『旅愁』とその批評──遠藤周作「爾も、また」を視座として──   木村友彦

▶〈作者をモデルとした小説〉はいかにして〈小説らしさ〉を担保するか

  ──横光利一「微笑」『夜の靴』を例として──   小林洋介

▶《徹底討論『微笑』記録》

▶「徹底討論『微笑』」司会を終えて   中井祐希

▶「徹底討論『微笑』」報告を終えて   五味渕典嗣

▶〝資料/史料〟としての『微笑』   加藤夢三

▶《研究ノート》フィクション論と文学研究   高橋幸平

▶《書評》謝惠貞著『横光利一と台湾 東アジアにおける新感覚派の誕生』 和泉司

▶《コロナ禍の顕彰活動》ゆかりの地 伊賀から──コロナ禍と顕彰活動──   福田 和幸

▶《コロナ禍の顕彰活動》コロナ禍、鶴岡における顕彰活動について

  ──「夜の靴」の新たな読みに向けて──   井上明芳

▶《展覧会レビュー》神奈川近代文学館『没後五〇年川端康成展 虹をつむぐ人』   友添太貴

▶《クローズアップ横光》アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』における新感覚派   芳賀祥子

▶横光利一参考文献目録   石井佑佳・松村良

A5版 112頁

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