日時 2008年8月29日(金) 14:00-18:30
会場 龍谷大学 大宮キャンパス 南黌-102教室
合評対象論文
※( )内はコメンテータ
- 竹内清己 「新感覚」の「供物」/「生命」の領略 ―横光利一・『静かなる羅列』『ナポレオンと田虫』と『春は馬車に乗つて』『花園の思想』の聯繋から見る―(玉村周)
- 野中潤 一九二〇年代のモダニズム瞥見 ―『文藝時代』のなかの〈アメリカ〉―(中沢弥)
- 石橋紀俊 横光利一『機械』論 ―欠陥機械の可能性―(松村良)
- 島村健司 一人称複数形のレトリック ―横光利一の「機械」は、なぜ「私」語りなのか―(掛野剛史)
- 高橋幸平 横光利一 文体の模索 ―新感覚派から新心理主義へ―(小林洋介)
- 佐山美佳 〈深刻がり〉な文壇・出版ジャーナリズムへの復讐 ―横光利一「火」「愛巻」「滑稽な復讐」をめぐって―(田口律男)
- 石井佑佳 横光利一『家族会議』試解 ―「純粋小説」への前哨―(渋谷香織)
- 花崎育代 大岡昇平における横光利一・覚え書 ―「寝園」「機械」「母」を手がかりに―(重松恵美)