- 展望 「放蕩」する「時代」のなかの横光利一とプロレタリア文学 山崎義光
- 純粋小説論の裏側で ―実録文学論との共時性をめぐる一考察― 和田崇
- 各論 横光利一のマルクス受容(理論篇) 杣谷英紀
- 各論 横光利一のマルクス受容(実作篇) 八原瑠里
- 各論 横光利一と平林たい子 島村健司
- 各論 横光利一と葉山嘉樹 田口律男
- 各論 横光利一と平林初之輔 友添太貴
- 各論 横光利一と『プロレタリア科学』 加藤夢三
- 〈新感覚派〉としての富ノ澤麟太郎 ―「あめんちあ」の表現特性― 黒田大河
- 戦略としての「滑稽」 ―横光利一「御身」試論― 大川武司
- 観測者の使命 ―横光利一『雅歌』における物理学表象 加藤夢三
- 横光利一とベルリン・オリンピック 中井祐希
- 《研究ノート》謎の潜航艇 映画「街の潜航艇」について 中沢弥
- 《書評》黒田大河著『横光利一とその時代 ―モダニズム・メディア・戦争』 中村三春
- 《横光利一術語集》「お柳」 八原瑠里
- 《横光利一術語集》「郊外」 中井祐希
A5判、142頁